同じような作業や計算を繰り返し行う、というのであれば、Excelのマクロを利用して間違いなく、かつスピーディーにこなしてしまうのがオススメです。
Excelのマクロを使うためには、いつものExcelのいくつかの設定を変更する必要があるのですが、やってみれば全然難しいことなんてありません!
でも、ExcelのマクロやVBAという言葉は聞いたことはあるけれど、使ったことがないし、、、使い方がわからないし、、、新しいことを覚えている間に集中して作業すれば仕事は終わるし、、、なんて二の足を踏んでおられませんか?
この記事はそんなあなたに読んで欲しいのです!
この記事では、Excelのマクロを使えるようにする第一歩となる、Excelの設定の仕方を説明していきます!
設定は本当に簡単で、一度実施すればその後改めて設定することもありません。思い切ってやってみましょう!
セキュリティセンターでマクロの設定をしよう!
まずは、Excelのセキュリティー設定を変更しましょう。Excelには、あなたのパソコンを悪意のあるプログラムから守る仕組みが備わっており、はじめは、この機能によりマクロが実行できないようにされています。
そこでマクロを利用するために、ちょっとだけセキュリティーレベルをゆるめてあげるわけです。
しかし、ここで説明する設定変更を行っても、Excelファイルを開いた途端に意図しないマクロが実行され、勝手な処理をしてしまうということはありませんのでご安心くださいね。
では、説明に入ります!
まず、Excelを起動します。起動が済んだら、上段の一番左、「ファイル」を選択してください。すると次のような画面に変わります。
この画面になったら、左のメニューの中の「オプション」を選択してください。すると、Excelのオプションというウインドウが開きます。
この画面になったら、左のメニューから「セキュリティセンター」を選んでください。すると画面が下のようになり、下段にMicrosoft Excel セキュリティセンターが表示されます。
ではここにある、「セキュリティセンターの設定」を選択しましょう!
すると画面が次のように変わります。左のメニューから「マクロの設定」を選択し、右に表示されているマクロの設定の中から、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選択して、下のOKを押し設定を完了させてしまいましょう。
これで設定の1つ目は終了です。
あれ?「…すべてのマクロを無効にする」を選択したよね?これからマクロが使えるようにするんじゃなかったの?という疑問が湧いたかも知れませんが、設定はこれで大丈夫です。
リボンのユーザー設定で「開発」メニューを表示しよう!
続いて2つ目の設定変更です。これが終わればマクロが使える環境が整いますからね!では張り切って参りましょう!
ではセキュリティセンターの設定と同様に、「ファイル」-「オプション」と進み、
Excelのオプションというウインドウが開いたら、左のメニューから「リボンのユーザー設定」を選択します。すると、画面は次のようになります。
ここは、Excelのメイン画面の上部に表示されているメニューの設定を行うページです。ここで、マクロを使うために必要になる「開発」というメニューのタブが表示されるように設定していきます。
早速、表示されている画面の右側の中程をみてみましょう。上の図の様に「開発」という文字があって、左にチェックボックスがありますよね。
では、このチェックボックスをクリックしてチェクマークを入れましょう!そして下のOKをクリック。これで2つ目の設定が完了です。
メイン画面に戻ると上部のメニューに「開発」タブが出るようになったでしょ?
まとめ
今回は、ExcelでマクロやVBAを利用するために必要となる設定方法を説明しました。設定した項目は次の2つです。
これを行うことでマクロによる作業の自動化や高速化の第一歩が踏み出せることになります。とても簡単な設定ですので、是非やってみてくださいね。
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